淡路島地震 災害お見舞い申し上げます。
*きゅーと怖い*

あれから2年、福島へ帰ってきました。
2年の間、関東地方へ避難して秋葉原なんぞに行く機会が出来て、何かタガが外れてしまったというか
つまり、要するに、えっくす☆きゅーとが増殖した。 Tokyo怖い。 きゅーと怖い。

↑我が家の金髪碧眼きゅーと娘たち。
(リアンは震災後、警戒区域内の自宅でお留守番してました)

えっくす☆きゅーと こもれび森のどうぶつたち♪ うさぎさん みう (カスタム)
かすかに唇を開いて微笑んでいるような オープンマウスに描き替えてみました。
ウチに来たみうは、髪のウエーブがあまりにもユルユルすぎたので、一度お湯をかけて髪のクセを取ってから
毛先の方だけソバージュにしました。

えっくす☆きゅーとふぁみりー 魔女っ子みあ ウィッチ オブ ザ ノート DS限定ver. (カスタム)
姫カットの段になっている部分を前髪と同じ長さにカットしてから、うさぎさんみうと同じく、
オープンマウス、裾ソバージュにカスタム。

ピュアニモヘッドの唇リペイントなんて、チョイチョイチョイってできるかと思っていたら、
これが結構難しい。
最初に手掛けたウサみうは、何度描いても『ニタァ...』とか『ニヤリ』という表情になってしまって
ちっとも可愛くない。ちっとも上手くいかない。 私は、きゅーとをナメてた。
小一時間、ああでもないこうでもないと格闘し、「今日のところは、このくらいで勘弁してやるぜ。ハァハァ」
・・・ってなぐあいに、まぁ、この程度でいいかと諦めたのだった。

自宅のある場所は避難指示解除準備区域に再編され、日中に限って立ち入りが自由にできるようになったので、
自宅に置き去りにしていたドールを仮設住宅へ幾つか持ってきました。
ウチから救出してきた娘たちと一緒に記念撮影。
左から
はだかんぼうのニッキ 001 カスタム
えっくす☆きゅーと うさぎさん♪みう カスタム
同 魔女っ子 みあ カスタム
同 Angelic SighⅢ リアン
同 FannyFannyⅡ ひめの
キャッスル きものリカちゃん(ピュアニモMボディに変更)
ブライス ハッピー・ハーバー
ninitaのニッキ
*仮設住宅あれこれ*

私が入居した仮設住宅は↑こんなところ。
四畳半×2+六畳+キッチン+風呂+トイレの3Kタイプです。
四畳半の二部屋とキッチンは、プリント合板フローリング、六畳はビニール畳。
収納は一間半分の押入れと、外部に設置された物置。(物置と言っても、大きめのロッカー程度)
天井は吸音タイプ?の石膏ボード、壁は化粧石膏ボードのビス止め直貼り仕上げ。
部屋と部屋は、ドアや引き戸で仕切られています。
一般的な仮設住宅だと、部屋の仕切りはアコーディオン・カーテン仕様というのがほとんどで
ちゃんとした室内ドアが付いているのは、仮設住宅では珍しいそうな。
屋根はおそらくガルバリウム鋼板で、外壁はガルバか塗装トタンかどっちだか判らない。
付属設備はエアコン2台、照明器具やカーテン、「ここまでコンパクトに出来るのかっ!」という風呂やキッチン
24時間換気システム、窓の外には縁台がふたつ。
赤十字からの寄付の家電6点セット。(ウチでは既に貰っているので、家電6点セットは断った)
至れり尽くせりです。 ありがとうございます。 災害救助法すごい。 憲法第25条すごい。
日本に生まれてよかった。
誰もが「仮設は狭い!」とブーブー文句を言っていますが、私がこの仮設に引っ越してくる前に住んでいた
借り上げ住宅はココよりもっと狭かったし「とっくに減価償却してるでしょ?」っていう古いアパートだったから
「うわー、仮設住宅ひろ~い♪」「おまけに新築~♪」と単純に喜んでしまった。

仮設住宅は1戸あたりの費用の上限や、広さなどが災害救助法により定められているため、
どの業者が受注しても、大体同じようなモノが出来上がるはず。
ところが実際には、見た目から居住性までグレードの差が大きく、当たり外れがあるのです。
↑↓この仮設住宅は、2012年 ログハウス・オブ・ジ・イヤー大賞受賞
2012年グッドデザイン賞大賞候補作品 金賞受賞
木造仮設住宅! 国産材角ログハウス! 杉板無垢フローリング! ペアグラスサッシ+内窓!
夏は涼しく冬暖かく、「狭いってことを除けば、自宅より快適。ここに住みたい」と言っている人も。
被災地各県に、幾つかの木造仮設住宅が建てられています。(木造仮設住宅で検索すると出てくる)
いわき市や大槌町の木造仮設は、なんとロフト付き!らしいよ。

東日本大震災は被害が広範囲に及び、被災者も多く、仮設住宅の建設用資材が不足したため
東北地方であるにもかかわらず、寒冷地仕様ではない仮設住宅も建てられたそうです。
(寒冷地仕様でない仮設は、結露が酷いらしい)
戸数は少ないものの、大手ハウスメーカーが資材を提供して建てられた仮設住宅もあります。
たしか二本松市には、○ウェーデンハウスの仮設があるとか何とか聞いた記憶が。

↑ここの仮設に入居した人から「ログハウスだよ、ログハウス。ログハウスの仮設」って電話で聞いて
「は?何言ってんの?」とか思ったら、本当にログハウスだった。 たまげたw
一般的な角ログハウスよりも、やや細めのログかな?と思いますが、正真正銘 角ログハウスです。
私もこんなおうちに住みたい。
私が他県に避難していた頃に、この仮設住宅を建設した会津のメーカーの人と偶然出会って
色々お話を聞くことができました。
この建物は、仮設が解消された暁には災害復興住宅としで販売・移築されるそうです。
売れずに残ったとしても、バラして再加工するとか、最後は薪として使ってしまえばいい、と言う様に
とってもエコロジーなんですって。
仮設住宅とひとことで言っても、物置小屋にしか見えないような代物からログハウスまで様々です。
*おまけ* 国鳥

仮設の近くの畦道で、キジのつがいが散歩中。
メスが何処にいるか、わかるかな?
拍手&コメントありがとうございます。